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熱中症の後遺症 熱中症の基礎知識


熱中症の後遺症

意識障害や全身性の痙攣、運動障害などの症状が出て、重度の熱中症になると、脳細胞が不可逆的に破壊されますので、記憶力低下や注意力低下などの高次脳機能障害が残ったり、最悪の場合は意識が戻らないというほどの後遺症が残ることもあります。

しかし、頭痛やめまい、筋肉のこむら返りなどの症状が出る軽症〜中等症の熱中症だったら、比較的すぐに回復しますし、医師からも「後遺症は残りませんよ」と言われて、安心する人も多いでしょう。

でも、実際には熱中症になった後、頭痛や関節痛、筋肉の張り、耳鳴り、体力の低下などが2週間以上続く場合があります。

医師には、「後遺症は残らない」と言われたのに、実際には熱中症の後に、体調不良になるのはなぜでしょう?

これは、医師の「後遺症は残らない」という発言は、「一生続くような後遺症はない」という意味だからなんです。

熱中症は、身体の機能に異常が出ている状態ですので、すぐに回復せず、2週間から1ヶ月程度は、何らかの影響が残ることは不思議ではありませんよね。

インフルエンザにかかった後、熱が下がったからといって、すぐに本調子に戻らないのと同じことです。

熱中症の後の、頭痛や関節痛などの原因は、主に2つに分けることができます。

1つ目は、熱中症によって、自律神経のバランスが乱れてしまったことです。

交感神経と副交感神経の2つがバランスを取って、交互に働くことで、人間の身体の機能は正常に働いています。

自律神経のバランスが乱れると、身体に様々な影響が出てきますので、熱中症後の頭痛や耳鳴り、食欲不振などは、自律神経の乱れが原因の1つと考えられます。

2つ目が、熱中症により筋肉の細胞が破壊されて、ミオグロビンという物質が血中に流出しますので、関節痛や筋肉の張り、倦怠感などが起こると考えられます。

熱中症になった後の身体の働きとして、頭痛や関節痛、筋肉の張り、食欲不振などの症状が出るのは、ある意味仕方のないことと言えるでしょう。

でも、2週間程度無理をしない生活を続けていれば、これらの症状は徐々に治まり、身体も回復してくるはずです。

もし、2週間以上たっても症状が軽減せず、日常生活に支障が出るほどの場合は、ほかの病気が原因の場合もありますので、医療機関を受診するようにしてください。

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熱中症はとても危険な病気です。毎年何人もの死者が出るほどです。たかが熱中症だとあなどっては決していけません。大切な人の命を守る、自分自身を守る為にも熱中症に関する正しい知識を持ち、しっかりと予防・対策を行いましょう。