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熱中症で鼻血が出る理由 熱中症の基礎知識


熱中症で鼻血が出る理由

熱中症と聞いて思い浮かべる症状は?と質問された場合、多くの人は
「体のだるさ」「筋肉のけいれん」「吐き気」「発熱」「めまい」「呼吸困難」

などを思い浮かべることと思いますが、
他にも意外と知られていない症状に「鼻血」があります。


熱中症という言葉からはすぐに連想できない症状ですが、
これも熱中症の危険度を知らせる重要なサインなので、
この章では熱中症と鼻血の関係性について説明していきましょう。

まず、どうして熱中症になると鼻血が出やすくなるのか?ですが、
これは逆上(のぼ)せると鼻血が出るのと同じ理屈です。

逆上せて鼻血が出るというのは、異常な興奮や何らかの外的な要因によって
体温が上昇し、急激に血流量が増す事で、鼻の粘膜から出血するというものです。

熱中症も暑さで体内に熱がこもる症状ですから、
これと同じ原理で鼻血が出やすくなるのです。

しかも鼻血が出るほど気温によって体温が上昇している状態ですから、
これは深刻度が高い状態だと判断されます。

このようなときは一刻も早く体を冷やし、血流量を低下させる必要性があります。

屋外でこのような状態になった場合には、とりあえず涼しい屋内に避難させ、
水分を多めに取らせて安静にすることが重要です。

また暖められた血液の熱で脳がやられないように、
出来れば頭を少し高くして寝かせることで、血液を下に流していくと良いでしょう。

この時、室内のエアコンは出来るだけ低めの設定温度にして、
とにかく体を冷やすことを心がけるようにしましょう

(ただし、急激に冷やし過ぎると体は体温を保とうと働くので、
外に比べて少し涼しいと感じる程度の室温が良いとされています)。

屋内で熱中症による鼻血が出た場合にも同様の処置を行ないます。

まずはエアコンを付け、部屋の温度を下げてから水分を補給し、
安静にすることが重要です。

また湿気が高いと体内から熱が逃げにくくなってしまうので、
除湿器があれば除湿を心がけるようにしましょう。

アイシングをする際は首の付け根、脇の下、股関節など
太い血管が通っているところを中心に行なうと効果的です。

この時、保冷剤や氷嚢を直接肌に触れさせるのは
低温火傷を起こす原因となりますので大変危険です。

厚手のタオルなどでくるんでから当てるようにしてください。

屋外で近くに避難できる建物がない場合は日陰を探し、
タオルや衣類を水で濡らしてアイシングを行ないながら、救急車を呼ぶようにしましょう。

濡らしたタオルや衣類は体温で暖まると、かえって熱を逃がしにくくなるので、
こまめに取り替える事も重要です。

また、熱中症では汗や嘔吐と共にミネラル分も失われているので、
水分補給の際にはスポーツドリンクや麦茶など塩分を含んだ
栄養価の高い飲み物がおすすめです。

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熱中症はとても危険な病気です。毎年何人もの死者が出るほどです。たかが熱中症だとあなどっては決していけません。大切な人の命を守る、自分自身を守る為にも熱中症に関する正しい知識を持ち、しっかりと予防・対策を行いましょう。