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熱中症と体温調節の仕組み 熱中症の基礎知識


熱中症と体温調節の仕組み

熱中症に何故かかってしまうのか?これは一言で言ってしまえば、
人の体温調節機能がオーバーヒートしてしまうことが原因と考えられています。

体内の体温調節機能とは、体温が上昇すると汗をかいて体温を下げ、
寒くなると体温の拡散を防ぐために汗腺を締め皮下脂肪を暖め、
体温を維持しようとする働きの事です。

人の体温調整機能は、ほ乳類の中でもトップクラスの高性能なセンサーを
搭載していますので、ちょっとやそっとの事では狂う事はありません。

しかし、この機能は体内の水分を利用して行なう水冷水温式の原理なので、
体内の水分量が減ってしまうと正常に機能しなくなります。

つまり体温の上昇を感知して汗をかきはじめても、
水分の補給がなければ体内の水分が減る上に、温度は上昇し続けることになります。

このような状態はお湯が体内を循環しているようなもので、
更に温度上昇を引き起こしやすくなってしまうのです。

こうして一定の水分量から目減りして、
暖まるだけ暖まった水分は今度は細胞を暖め始めますから、
更に体温上昇を促進させてしまうというのが熱中症のメカニズムになります。

ちょっと話しは変わりますが、
銭湯や健康ランドに行って熱めのお風呂に長湯をすると逆上せてしまいますよね。

いわゆる湯当たりという状態です。

これと同じ事が体内で起こっているのが熱中症だと考えれば
分かりやすいのではないかと思います。

湯当たりすると強い倦怠感や吐き気、意識がもうろうとする
などの症状がおこりますが、これは熱中症にも共通する症状です。

湯当たりの場合は外気で冷やされることで次第に症状は治まっていきますが、
熱中症では体温調整機能が既にオーバーヒートしているため、
なかなか体の中が冷えきらずに体液の熱暴走が続くことになってしまいます。

これを防ぐために最も効果的なのが、こまめに水分を補給するということになります。

熱中症予防を啓蒙する報道では、
「喉が渇く前にこまめな水分補給を心がけてください」、と必ず言っていますが、
これは体温調節機能のオーバーヒートを防ぐためのものなんですね。

また汗を大量にかく人は水分補給が重要だということを意識しやすいのですが、
汗をあまりかかない人は水分補給を積極的行なおうとはしない傾向があります。

汗は体温を下げるための高機能な冷却装置です。

自分は汗をかかないから水分補給はしなくて大丈夫ということは絶対にありません。

むしろ汗をかかない人の方が体温調節がうまく機能していないと考えられるので、
そういう人こそこまめに水分を補給することが重要になります。

中には水分を摂りすぎると尿意が近くなって困るという人もいるかもしれませんが、
おしっこを出すという行為には汗をかくのと同じように
体温を下げる効果があるので熱中症対策としては有効なのです。

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熱中症はとても危険な病気です。毎年何人もの死者が出るほどです。たかが熱中症だとあなどっては決していけません。大切な人の命を守る、自分自身を守る為にも熱中症に関する正しい知識を持ち、しっかりと予防・対策を行いましょう。